2010年10月29日金曜日

改めて自己紹介を。

こんにちは。平野滋之です。

先日、

院内の掲示物としてプロフィールを
全スタッフで書く機会がありました。

そこでまとまった私の自己紹介を
改めて掲載しておこうと思います。










■ プロフィール

平野滋之 1980年8月19日生まれ しし座のAB型



私は姉・弟に挟まれた3人兄弟の真ん中として、
名古屋市瑞穂区で生まれました。

性格はやんちゃで淋しがり屋。

小さい頃は、女の子のスカートめくりをしたり、
ピンポンダッシュしたりと、イタズラ大好きな
悪ガキでした。

一方、

親の愛情を素直に受け取れない僕は、

「お姉ちゃんの方が先でしょう!」
「お兄ちゃんだから弟にあげなさい!」
「あなたは長男なんだから!」

と叱られる度に、

「僕はいらない子だ!」と、
泣き叫んでいました。

きっと両親の愛を誰よりも
独占したかったのだと思います。

また小さい頃から身体が弱く、
夜中に小児ぜんそくの発作を起こし、
病院へ担がれていくこともありました。

小児ぜんそくを克服するため、
両親は剣道を習わせてくれました。

剣道が大好きで、高校では名門である
愛工大名電高校に入学。

厳しい稽古に耐えた結果、
全国の大会にも出場できるほどに。

しかし急激な肉体変化と疲労が重なり、
腰痛と付き合う事になります。

大学では建築学を学び、
大手住宅メーカーの営業職として就職。

しかし現実は厳しい。

上司や先輩からは毎日浴びせられる罵声。

殴る蹴るは当たり前。
酷い時にはボールペンで
太ももを思いっきり刺される。

赤く染まるスラックス。

完全人格否定の職場に自分を見失い、
自律神経失調症、パニック障害、うつ病、
原因不明の偏頭痛に襲われます。

すると今度は、持病であった
腰の痛みが爆発。

歩くこともままなりません。

「手術をしてもリスクが残る。」
と医師からの冷たい宣告。

目の前はもう真っ暗。

私は不安を隠すために、過剰な量の
睡眠薬とウィスキーを一緒に飲む
生活を送ります。薄れていく意識。

このままでは本気で死ぬと思いました。

「なんとか普通の生活に戻りたい!」
と願った私は、貯金を全部投資して、
治療院巡りを開始。

しかし通えば通うほどかさむ、
治療費・消えない痛みと不安・大量の薬と湿布薬…。

どこに行っても掴めない希望に
強烈な苛立ちを覚えました。

「一体、どこに通えば元気になれるの!!」

そんな時、知人から

「すごい整体があるよ。
HPがあるから良く読んでみて!」と、
1枚の紹介カードを渡されたのです。

それがFMT整体であり、
高瀬院長との出会いでした。

高瀬院長は何の疑いもなく笑顔で言いました。

「平野君、大丈夫。きっと良くなりますよ。」

医者から見捨てられ続けてきた
私は面を喰らいました。

正直、本当に大丈夫かなって
疑ったのです。

でも

「この先生の言葉を最後に信じてみよう!」
と決意し、治療に全力を注ぎました。

すると3カ月後。私は大量の薬が入った
薬箱を全部捨てる事ができ、

腰のコルセットに頼ることなく、
歩けるようになりました。

これは嘘偽りのない事実です。

「治った」ことの幸せを感じた夜、
私は布団をかぶり、声をあげて大泣きしました。

失敗だらけだった私の人生。

こんな私でも、心身の痛みを
克服することができる!

そして現在は縁あって、
FMT整体で全国の患者さんの
健康をお手伝いする仕事に携わっています。

私は自分に自信がなかった
ひとりの「元患者」でした。

こんな私でも変わることができたんです。

感謝の気持ちを持てるようになり、
心身が元気になり、心穏やかになりました。

痛みに惑わされることなく、
自由な人生を生きています。

次は…あなたの番です。

大丈夫です。FMT整体は誰も
あなたの悩みや弱さを否定する人はいません。

私たちと一緒にゆっくり歩いていきましょう。
あなた自身の幸せを掴むために。

「あなたなら必ずできる!!」

ご縁に心から感謝します。

2010年10月23日土曜日

「巻戻し」と「早送り」

前回の続きです。

「巻戻し」の意識とは何か。

それは初めの状態を記憶し、
もとに戻すことです。

つまり、

友人が松葉杖をついて家に
遊びに来た際の様子を意識的に
インプットしておくのです。

松葉杖はどんなふうに扱って
いただろうか。

脚はたしか右側を骨折して
いたっけ。

リュックはどのタイミングで
下ろしたのだろう。

これらの情報を意識して
見逃さないようにするのです。

ただ、それだけです。

「え?」っと、思う方もいますが、
本当にただこれだけです。

あなたは友人の状況を
なんとなく察知しています。

もし友人が初めと異なる
手順を踏んだ場合には
あなたは自然と気になる
はずです。

「痛くないかな。」
「大丈夫かな。」
「リュック重くないかな。」

初めの情報を入手しておけば、
脳は勝手に細分化された情報を
集めようとします。

そこに相手への心配りが
表れてくるのではないでしょうか。

簡単なことなどで様々な
シーンに使ってみてください。

「巻戻し」=「元の状態を記憶する」

ことです。


また「巻戻し」とは逆に
「早送り」がありますよね。

「早送り」とは「一足先を予想する」
ということです。

骨折した友人が訪問した際に、
松葉杖を拭くタオルを準備する。

玄関に椅子を持ってきて
楽な態勢で靴を脱げるようにする。

テーブルに腰かけて話すのではなく、
ソファーで楽な態勢で緩んでもらう。

など、

状況を判断した後に、先読みをする
意識を持つことです。

別に難しいことではありません。

「私だったらこうしてほしいな。」

というイメージがあれば
それだけであなたも近づけます。

例えばちょっと高いお金を投資して、
1流のホテルに泊まってみたり、

おしゃれなバーに奥さんや彼女と
一緒に出かけたり、

あなたがお客さんとして経験し、
感じる努力も必要ですが、

まずは身近なところで
「巻戻し」と「早送り」の
意識を持って人と接してみて
ください。

根性論で意識するのではなく、
「巻戻し」と「早送り」を
正しく理解して実践してください。

これを2週間続けるだけで、
今日の視点とは全く違う
あなたがそこにいると思います。

奥さんが3ミリ髪を切った
ことに気づくことができる。

味噌汁にゆずを数滴たらした
微妙な変化に気がつく。

上司が自分に求められている
仕事内容が明確に理解できる。

2週間後のあなたは「気づき名人」
となれることでしょう。


実は、

私自身が何百回と言われ
続けてきました。

「少しくらい気づけよ!」
「おまえは鈍感だな!」
「それくらいわかれよ!」

言われる度に凹みます。

一生懸命意識するものの、
何を意識したらいいのか、
何を気づけばいいのかさっぱり
わからない。

だからまた先輩や上司に
怒られて凹む。

そんな負の連鎖に相当の
ストレスを抱え込んでいました。

もし、あなたが同じような
ことで悩んでいるならば、

もし、あなたの後輩が気づけない
悩みを持っているならば、

気づくために意識することは、
「巻戻し」と「早送り」と
教えてあげてくださいね。

2010年10月22日金曜日

気遣いはどうすればできますか?

「巻戻し」と「早送り」の
知恵を持ちなさい。

今日の朝礼で院長が言いました。

ところで、

あなたもこんな失敗は
ありませんか?

・食事会の席で大切な相手に
瞬時の気遣いができなくて
オロオロしてしまう。

・奥さんの髪型がほんの少し
変わったことに気がつかない。

・トイレを使用した後は
便座を下ろさず、スリッパも
乱雑に乱れたまま。

私たち人間は相手に興味を
持っているようでどこか
自分中心の目線になっています。

いざ、気遣いや心配りを
しようと意識するも、

意識のアンテナが育って
いないから気がつかない。

「おまえ、もっと気をつかえよ。」
「本当にあなたは鈍感な人ね。」
「少しくらい気づいてよ。」

人は誰もが自分の存在を認めて
もらいたいものです。

人と人が関わる中で相手を
認める事が心配りの極意なの
かもしれませんね。

気遣い・心配りが苦手な人は、
「巻戻し」と「早送り」を
覚えて実践してみてください。

例えば想像してみてください。

あなたの家に大切な友人が
遊びに来てくれました。

しかし友人は1か月前に
足を骨折して松葉杖をついています。

「ピンポーン。」

友人がやってきてあなたは
家の中に招き入れようとします。

友人は玄関に腰かけて靴を脱ぎ、
リュックを下ろして、中から
タオルを1枚取り出しました。

松葉杖を綺麗にタオルで
拭いてから室内に入ろうと
しているのです。

感動したあなたは友人に

「君はなんて優しい人なんだ。」

と声をかけます。


久しぶりの再会であっという間に
楽しい時間が過ぎ去りました。

時間は夕方5時。

今日は車を運転できない彼は
暗くなる前に電車で帰ると言って、
腰をあげました。

玄関まで見送るあなた。

名残惜しさから2人の会話は
いまだ途切れることなく続く。

友人が玄関に腰かけて靴を履き、
松葉杖を使って立ち上がり、
さぁ出発しようとしたところ…。

「あ!リュックを背負うの忘れた!
あはは、何してるんだろう、私。」

なんて笑っている。

でも友人が一瞬、困った顔を
していたのを見過ごさなかった。

またもう一度腰を下ろして
松葉杖を置き、リュックを
背負わないといけないからだ。

この何気ない作業がいまの友人に
とってどれほど負担な作業なのだろうか。

あなたは友人の引きつった笑みが
苦しくなるも、何もすることができない。

「私がもっと気遣いできたなら、
友人は辛い想いをしなくても済んだかも。」

気づくことのできなかった自分に
モヤモヤが残ってしまった…。


あなたにも「○○してあげればよかった」
という後悔を感じたことはありませんか。

気づいてやりたい。
けれども気づけない私。

「意識しろ」「気を使え」
と言われても急にできる
ことではないですよね。

相手に自然な気遣いができる
ようになるにはどうしたらいいのか…。

そんな時に覚えて欲しいことが
「巻戻し」の意識です。

「巻戻し」とはどういうことか?

巻戻しとは、

「現状を認識する・覚える」

という意識です。

長くなりそうですので、また次回に。

2010年10月21日木曜日

恥ずかしい子供心

「あなたは本当に子供ね。」

よく妻にクスクスと笑われます。

私はまったく自覚がありません。

でも妻からみたら私は
大きな子供でしかないようです。

もちろん一家の主として
あるべき姿をちゃんと見せて
いるつもりですよ。

仕事では冷静に状況判断
しながら頑張っていますよ。

でもそれだけではつまんない。

よい意味で人間の振り幅を
もたらしてくれるのは意外と
家庭にあるのかもしれない。


昨晩のこと。


仕事から帰宅していつものように
お風呂と食事を済ました後に訪れる
僅かな自由時間。

1.2時間ほどの自由な時間を

私はいつも本を読む
妻の話をゆっくり聞く、
仕事の続きを考える、

などに時間をあてていきます。

時には何にも考えないで
そのままリビングでうたた寝
してしまい、妻に怒られる
こともありますが…。

それなりに家庭と仕事と
両立をして時間配分をしています。

昨晩は和太鼓の練習をしようと、
テレビドラマに夢中となっている
妻をよそに隣の部屋に移動。

深夜なので音が鳴らないように
布団や座布団をたくさん寝室から
引っ張り出して来てセッティングをし、

「キン・コン」と冷静に音を奏でる
メトロノームに合わせてパコパコと
練習を始めました。

昔から一人遊びが大好きだった
私はその世界に入ってしまうと
まわりが見えないほど没頭する。

「そろそろ静かにしないと近所迷惑よ。」

妻の声が部屋の向こうから聞こえてきた。

お母さんに叱られた時のような
空返事で私は仕方がなく返事をするも、
そのまま練習をし続ける私。

まったく気にしない。

見兼ねて妻が部屋に押し入ってくる。

「シィィィー!!」

口元に人差し指を立てていた
妻が急に笑い出した。

「まぁ、そんなにバチや座布団を広げて…。」

妻はそれ以上何も言わずに
クスクス笑って部屋を出ていった。

私は何を笑われているのか
その時はまったく理解できなかった。

寝る前に改めてさっきの笑みに
ついて聞いてみると、

「男の子って昔から秘密基地を
作るでしょう。あなたが子供だった頃の
秘密基地を知った気分だったの。」

と、なんだか嬉しそうに話す。
私は???。

きっと妻から見たら私は頼れる?
パートナーでもあり、大きな子供。

両極端な私の姿からいろんな
発見があるそうです。

私が子供っぽい姿を見せるから
妻も意地を張らずに甘えられるんですって。

なんか褒められたような、
馬鹿にされたような…。

私は大人であり、子供でありたい。

素直に心許せる場所では
無邪気でありたい。

大人でありながら子供の感覚を
遊び心で持ち続けて、

毎日ワクワクする人生を
歩んでいきたいとおもう。

私は性格上、

「まじめ」とか、
「かたい」とか、
「ガンコ」とか言われ続けてきました。

それが自慢でもあり、実は
ものすごいコンプレックスでもあります。

1人の人間として振り幅を
持つと言う事は意外と身近な
人間関係の中で楽しめる
遊び心が育ててくれるのかも
しれません。

妻が私の遠い過去の記憶である
「子供心」を引き出してくれているのだと
思っています。

「子供心」は柔軟性の宝庫です。

過去に戻ることはできませんが、
過去の記憶が表現として表れて
いる時に今気がつくことがありますね。

無邪気だった平野少年から
学ぶことがたくさんありそうです。

しかし、

「あなたは本当に子供ね!!」

っと、毎度叱られるとちょっぴり
凹みますが(笑)

2010年10月20日水曜日

私は器の小さな人間です。

私は器の小さな人間です。

きっとすごく臆病で怖がり。

いつも自分を守ることに
必死になっています。

私が嘘偽りなくそう思っている、
心の中の許せない自分。

そんな自分と、私も闘っています。


「言葉を正しく伝えることで
相手が理解を示す。

一方的な感情や想いの
投げ合いは何も生まない。

真実はあなたの中にある。」


福厳寺住職から頂いた
教えの一つです、

私はこの話を聞いた時、
なんて器の小さな人間なのだろうか
と、トコトン落ち込みました。

例えば相手の意見が異なった時、
自分の主張を曲げずに伝えます。

すると、相手のまっすぐな
主張が素直に返ってくる。

すると今度は維持やプライドが
連鎖反応を起こしてさらに
強い想いをぶつけようとする。

ある日、

私の隣で仕事をする広瀬と
仕事の方向性についての議論が
喰い違いました。

目指すべきしくみを作るべく、
お互いが自由に意見を交換します。

しかし、意見がヒートアップすると、
お互いがお互いを受け入れようともせず、

ただ感情的になって激しい討論に
なってしまいました。

目指すべきゴールや目的は同じ二人。

しかしそこまで達するまでの方法が
異なったことで始まった討論。

「これはマズイ!!」

二人が同時に心のブレーキを踏み、
時間をおいて次の日に話し合う事に。

しっかり話し合った結果、

同じゴールに向かって車か飛行機か、
それとも自転車を使うか、

「方法論」の違いだけだったことを
深く理解し合い、硬い握手を交わしました。

人は一人では生きていけません。
「集団欲」を欲する生き物です。

誰もが自分の存在を認めてもらい、
知ってもらい、受け入れてもらいたい。

だから言葉で自分の想いを一生懸命
伝えようと努力をする。

しかし受け入れる側も心の準備が
できていない時は余裕がない。

そこで認識の誤差が生まれて
感情のロスが発生する。

すると今度はお互いがお互いを
知ってもらいたいから言葉を使い、
相手を操ろうとする。

何度も同じことを繰り返すうちに、
感情が波立ち、怒りのエネルギーと
なって放出されていく。

残ったものは傷ついた心と、
疲れたカラダ。

自分が発言した言葉にも
後悔を残してしまう…。

本当に情けないなと思うのです。


「ガタガタ」という言葉があります。

そう、サッシが風で揺れると
ガタガタ音がします。

あの「ガタガタ」です。

自我を仏教の教えでは
「我」といいます。

相手の我を「他我」といいます。

つまり、頭文字の繰り返しで
「我」「他」「我」「他」。

自分と相手の我の投げ合いで
交差しない事を表しています。

私たちの会話に「我」「他」は
潜んでいませんか。

言葉を正しく使って伝える事は
とても大切です。

しかし、

あなたの発言した言葉は
「我」になっていませんか。
「他」受け入れる器はありますか。

ガタガタは何も生み出しません。

1流の「プロ」と呼ばれる人は、
柔軟にカタチを自在に変えられ、
常に「最高」を提供できる人のことを言います。

もう一度、「プロ」としての
自覚で心の器を広げる大切さを
学んだ出来事をシェアしたいと
思って書きました。

最後まで読んでくださり、
ありがとうございました。

2010年10月19日火曜日

あなたの集中力を妨げるお邪魔虫

ちょっと想像してみてください。

あなたは中学2年生です。

今日は大事なテスト前日。

とは言っても試験勉強は
まだなんにもしていない。

どうやら今晩は徹夜に
なりそうな予感だ。

「今日こそは勉強するぞ!」

あなたは夜の9時に机についた。

夕食もお風呂も済ませて今日こそ
バッチリ集中して勉強する覚悟だ。

英語の問題集を開いて、
軽快に問題を解き始めた。

開始して10分後。

もうすでに頭の中では別の事を考えている。

「携帯にメール来てないかな。」
「ドラマの続きが気になるな。」
「あ!ゲームの発売日忘れてた。」

つい気になって手元に置いてある、
携帯電話を手に取った。

すると友達からの新着メールが
3件入っていた。すぐにメール返信を
して携帯を折りたたむ。

「今度こそ集中するぞ!」

勉強を再開すると今度は
理解できない英文が出てきた。

参考書や辞書を調べてもわからない。

「そうだ!インターネットで調べよう!!」

さっとくパソコンの電源を入れて、
インターネットを開く。

すると今度は面白そうな
芸能情報が目にとまり、思わずクリック。

気が付いたら本来の目的を忘れて
インターネットで遊んでいた。

「いかん、いかん!今度こそ!」

勉強に集中しようとするも、
英単語は頭の中をスムーズに通過していくばかり。

まわりを見渡すと、部屋にはテレビや
マンガなど気が散るものばかり。

当然思考が誘惑されるから
思った以上に集中できない。

「よし!夜食を食べてから頑張るぞ!」

夜食のうどんを食べて気合いを入れ直す。

しかしこれが最後のトドメ。

身体は消化に大量のエネルギーを消費する。
当然眠たくなる。

そのまま机でウトウトしてしまい、
残念な朝を迎える結果に…。

朝8時の時計針を見て肩を落とす。

「はぁ~。なんで僕はこんなに
集中力がないんだろう。」

学生も社会人も主婦もみんな、
自分をコントロールすることに困っています。

スポーツ、仕事、勉強などに
欠かせない「集中力」。

一瞬は集中できてもやらなければ
ならない仕事や勉強となると、
つい気が散って継続的には集中できない。

あなたもこんなことで困っていませんか?

 高い集中力を得る方法がわかりません。
 集中力を持続させる方法が知りたいです。
 どうしたらどんな時でも平静、冷静でいられますか。
 人の目やいろいろな環境から受けることに、
いちいちぶれない“不動心”を身につけたいです。
 妄想とか雑念等がなくなる方法が知りたいです。
 自分の集中したい事にシャキっと切り替えてる方法が分かりません。

実はこれは、患者さんから聞いた
「困っていることリスト」なんですよ。

集中力について、

メジャーリーグのマリナーズで
活躍するイチロー選手は、
こんな言葉を残しています。

「なんにも考えずにボーっと金魚を眺めていると、
気持ちが落ち着くんです。」
(イチロー思考 77の工夫より)

つまり、集中したかったら
「リラックス」するということ。

大舞台で誰もが長時間集中力を
持続することなど、誰にもできません。

ならば数分でもリラックスできる
状態を作り出し、緊張と緩和をうまく
コントロールすれば驚くほどの
集中力を発揮できる。

人間は集中しようと考えると
ますます集中できなくなります。

発想を転換して良質な仕事をこなす
イチロー選手の考え方は一つのお手本です。

では、FMT整体はどのようにしたら
集中力を高める事ができると考えるでしょうか。

今回の音声セミナーは、「集中力。」

あなたの集中力を妨げるお邪魔虫の
原因と対策についてお話します。

カンタンなアンケートに答えて、
今すぐFMTの音声講座「集中力」編
無料で手に入れてください。

http://www.f-mt.net/fmt/info/dl10_a.htm

2010年10月18日月曜日

子供が出来る前に学びたい「ガタガタ」の法則

「ちゃんと静かにしなさい!!」

あなたはこの言葉を理解できますか?

「静かにおとなしくすること。」

これを読んでいるあなたなら
なんとかくニュアンスが伝わる
と思います。

でもこれを「子供」に伝えた時、
本当に子供は理解できるでしょうか。


先週末の9時半頃。

用事を済ませて帰宅した私は
お腹を空かせていたため、

近所のお弁当屋さんへ
大好きなお弁当を買いに行きました。

閉店が近いにも関わらず、
店内はお客さんでいっぱい。

メニューを注文してから
待合の椅子に腰かけて待つ私。

店内のポスターをボーっと
眺めながら待つこと10分。

カウンターに注文した
お弁当が顔を見せる。

「はやく帰って食べたいな♪」

のんきなことを考えていた
矢先に新しいお客さんが来店。

お母さんと4歳くらいの女の子だ。

店員さんはカウンターに顔を出す
私のお弁当を袋に包む作業を止め、
親子の注文を聞く。

そこからが長いこと。

二人の注文はなかなか決まらず
ずっとメニューに睨めっこ。

私は後ろで首を長くしてお弁当に
出会える事をじっと待つ。

5分経過。

まだ決まらない。

優柔不断なお母さんが焦る
様子もなくメニューを眺めてる。

店員さんが私を気遣ってくれて
さすがにお弁当を包んでくれた。

やっと受取ろうとしたその瞬間に
お母さんの怒鳴り声が店内に響いたのです。

「ちょっと!ちゃんと静かにしなさい!」

お母さんを待ちわびて店内で
ウロウロする子供。

飛んだり跳ねたりとお母さんを
一人待って遊んでいる子供に
お母さんが怒鳴ったのだった。

あまりにも響く声に店内は
しーん、と静まりかえる。

その時私は妙な違和感を覚えた。

「ん?ちゃんと静かにってなんだろう?」

ふっと子供に目をやると案の定
子供は変わらず飛んだり跳ねたり。

イライラしているお母さんは
メニューを決めて外へタバコを
吸いに行きました。

モヤモヤしながらお弁当を受取り、
表に停めてあった原付に戻ると
タバコの煙の臭い。

ふっと見るとお母さんと女の子が
二人でお弁当を待っている。

叱られたのだろうか。
うつむいて泣き出しそうな女の子。

それを見ていると心が痛かった。


なんであの女の子にモヤモヤが
残ったのだろうか。

それはきっと、

「ちゃんと静かにしなさい!」

と、お母さんに言われた時に
首を傾げて???顔をした
女の子を見てからでした。

女の子はきっとお母さんの
言葉の意味を理解できなかった
のではないだろうか。

だから、そのまま遊び続けた
だけなのかもしれない。

それなのに後で叱られて、
なんで怒られたのか未だに
分かっていない様子だった。

「言葉は正しく伝えるから
理解して行動することが出来る。」

きっと私も同じような言葉の
使い方をしているのではないか。

自我の言葉を使って、
相手へ一方的に投げていないか。

他我の言葉を受け入れる
器は持っているのか。

「ガタガタ」という言葉があります。

そう、サッシが風で揺れると
ガタガタ音がします。

あの「ガタガタ」です。

自我を仏教の教えでは
「我」といいます。

相手の我を「他我」といいます。

つまり、頭文字の繰り返しで
「我」「他」「我」「他」。

自分と相手の我の投げ合いで
交差しない事を表しています。

私たちの会話に「我」「他」は
潜んでいませんか。

言葉を正しく使って伝える事は
とても大切です。

家族・仲間・恋人…。

特に「子供」へ理解できるような
言葉の使い方は大切ですね。

2010年10月14日木曜日

新しい活力を循環させる場所

新しい取り組みに参加しました。

その名は「7color(ナナカラ)」

第7回セミナーコンテスト名古屋で
ご縁をいただいた7人のメンバーにて
構成されるブログを発足しました。

毎日日替わりでメンバーが
今の想いや社会に発信したい
情報をお届けするブログ。

「7color(ナナカラ)」
http://ameblo.jp/seminar-7color/ 

テーマは「自分らしく生きる」こと。

それによってエネルギーの循環が
生まれることを期待しています。

私たちは決して特別な存在なんかじゃない。
社会の中ではちっぽけな存在。

そんな私たちでも自分を磨き続ける
ことで必ず輝くことができる。

そして自分たちだけが輝くのではなく、
輝きを受取ったあなたが、

「私でもなにかできるかもしれない。」
「私は私だ。」「ありのままの自分を認めよう。」

そのように一人でも多くの人が
意識を変えてエネルギーを高めていけば、

だいたい同じで平凡な毎日の起爆剤に
なるのかもしれない。

社会を変える事のできる活力と
なるかもしれない。

命ある限り多くの人の出会い、
命が繋がっていく。

かけがえのない今を志高く
生きていく七人のブログから
何かを感じてもらいたいと
真剣に思っています。

この「7color(ナナカラ)」を
通じてセミナーや講演会などの
活動も企画していく予定です。

ちなみに私は毎週金曜日に
ブログを更新していきます。

こちらも是非楽しみに
していてください。

http://ameblo.jp/seminar-7color/entry-10670782523.html

↑簡単なプロフィールを掲載しています↑

2010年10月13日水曜日

背番号12番の男から感じるプロ魂

昨晩仕事から帰宅して
食事をしていた時のお話。

23時頃の遅い食事をしている時に
何気なくつけたニュース番組内で、

とある野球選手の特集番組が
やっていました。

「盗塁成功率80%以上!!」

この数字に反応した私は
興味深く見入ってしまいました。

その選手は「代走」を専門
としている選手。

チームの中では誰もが
「切り札」として絶大な
信頼を得ている選手。

代走で盗塁を狙いチャンスを
確実に広げることが彼の仕事。

ピッチャーにプレッシャーを
かけ続けゲームを揺らし、
一瞬ゆるんだスキに盗塁を決める。

チームが勝利を勝ち取るために
必要な絶対的「切り札。」

彼は読売巨人軍の背番号12
鈴木 尚広選手。

鈴木選手は代走専門の選手。

ホームランを狙う・ヒットを打つ。

華のある野球選手の仕事に
みんな憧れるが、鈴木選手は
ホームランを打つことが仕事ではない。

「塁を進める事。」

ただそれだけ。

一見地味なポジション。
でも盗塁に賭けるプロ魂がスゴイ。

1試合に1回チャンスが
回ってくるかどうかわからない
鈴木選手のポジション。

しかし、鈴木選手はその
一瞬のチャンスにすべての
力を注ぎこむ。

そのために、朝起きてから
その日代走に入るまでずっと
アップをし続けているそうです。

感動した言葉がありました。

「いつ代走のチャンスが来ても
いいように、ずっとアップしています。

だって急に走れって言われても、
冷たい筋肉では思う通りに走れないでしょ。

だからずっと身体を温めてアップ
し続ける事が僕の仕事です。」

鈴木選手の地道な努力と成績を認め、

原監督は東京ドーム内に専用の練習場
(鈴木選手が使うアップ専用ロビー)
を作ってしまったそうです。

一瞬のスキを見つけて一気に
120%の力で走り抜ける鈴木選手。

「盗塁は決断の連続です。
1回目でいけなかったら、
その時点で僕の負けです。」

鈴木選手はそう語る。

私は野球に関して詳しくはない。

けれども鈴木選手がプロとしての
こだわりや意識はすごく伝わってくる。

華のある舞台に立っていなくても、
毎日地道に決めた事をコツコツと
繰り返していく努力。

なかなか努力の姿が公に表れる
機会は少ないかもしれない。

けれどもプロとして、職人として、
その一瞬にすべてをかける鈴木選手は
本当にカッコイイと感動しました。

その姿に自分を重ねるような…。

私も決して誰かより優れた能力や
突発的な特技を持っている訳ではありません。

社会全体から見たら小さな
ひとつの存在かもしれない。

でも、

地味でも毎日コツコツと努力を
繰り返していき、少ない機会を
確実にチャンスに変えて貢献できる、
そんな人でありたいと思いました。

どんな小さい存在でも自分の
得意な事を毎日こだわって繰り返す
ことで意識が芽生えてくる。

そして、意識は能力となり、
人を幸せにする華となる。

「華がなくてもカッコイイ人になろう!!」

2010年10月12日火曜日

少年のままで。

焦げたソースの香。
屋台電球の光。
子供の笑い声。

もう何年振りだろうか。
地元のお祭りに顔を出した。

毎年1回神社で行われる
地元の小さなお祭り。

各地域から神輿が集まり、
たくさんの人で賑わっている。

金魚すくいをする女の子。
お面をねだる男の子。

入れ放題のポテトをギリギリまで
入れようとするおじさん。

3人でお目当ての的を狙われ、
怒っている射的屋のおやじ。

太鼓や笛の音を交えて
たくさんの笑い声が響く。

今も昔も変わらない、
懐かしい地元の祭り。

とはいってもそんなに
派手なお祭りではない。

夜は神社の中から子供の
遊び場まで出店が並ぶ。

この不況が影響しているのか。

私が小さい頃には神社内に
肩を寄せ合って並んでいた
出店の数もパラパラ。

ちょっと淋しさを感じながらも、
変わらない地元のお祭りが
妙に嬉しさを感じている。

このお祭りは思い出の宝庫だ。


私がまだ小学生だった頃。

早朝6時に目覚しをセットし、
朝ごはんも食べずに神社へ行く。

静まり返った神社の中で一人行う
「とある作業」があった。

それは、

風船釣りの屋台で使用されていた
金具を拾い集める事。

金具を何に使うのかって?

家に持って帰って綺麗に洗い、
1枚のティッシュを半分に切った
ものをクシュクシュに細く束ねて、
金具を取り付ける。

そして、

水の張った洗面所に昨晩買って
もらった風船を浮かべてると、

なんども風船釣りを遊べるのだ!

しかも何回やってもタダ!!
もう嬉しくて仕方がない。

これには理由がある。

当時小学生だった頃の僕は、
毎月のお小遣いとお祭りの日だけ
軍資金が支給される。

とはいっても、お好み焼き1枚
買えない程度の手持ち金。

何度も何度も神社内をグルグル
巡回してどこに投資しようか
とことん迷う遊びをする。

妄想ですっかり楽しんだ後、
ゲームか食べ物の2択から
どちらかを選んでいよいよ
貴重なお小遣いを使う時がキタ!!

安いリング焼きやタイ焼きは
お釣りが余るから2回戦へ行ける。

しかし、たこ焼きや綿菓子、
サメ釣りや射的なんかに手を
出すと1回戦で力尽きる。

慎重にどの屋台へ貴重な
お小遣いを使うか見定める。

ゲームの中でも安い風船釣りや
輪投げなんかは少ないお小遣い
少年にはヒーロー的な遊び。

欲張りな平野少年は風船釣りと
タイ焼きの両方を楽しみたい!

ワクワクしながら風船釣りをして
運良ければダブル釣りなんかしたい!

でもいつもシングル釣りで終了。

たまにミナクルを起こす子が
隣にいると悔しくてたまらない。

風船ダブル釣りはヒーローになれる、
小さな頃の夢だった気がします。

貴重なお金を使って
楽しんだ風船釣り。

1回じゃ足りない!!
何回も遊びたい!!

そう考えた平野少年は、
朝の金具奪回作戦を思い付き、

親に見つかれないようコソっと
早朝に抜け出して神社に走ったのです。

そんなお金のない時代に
一人遊びで夢中になっていた
少年時代の自分が笑えました。

時が過ぎるのを忘れるくらい、
必死でティッシュを細める作業に
没頭する自分の姿が憎たらしい(笑)

すっかり忘れていた記憶が
一瞬でも戻される感覚。

いつまでたっても少年のままの
心をどこかで持ち続けたいものです。


追伸:

妻にその話をすると、

「随分とネクラだったのね。」
と冷たくかわされました…。

2010年10月8日金曜日

ドロドロとしたメンツやプライドなんかいらない!

もしあなたなら、どちらの
“先輩”に出会いたいですか。


□一緒になって成長を喜び、
切磋琢磨してくれる先輩。

□後輩の成長を妬み、嫉妬し、
高圧的に抑え込もうとする先輩。

私なら一緒になって成長できる
先輩に出会いたいと思います。


ではあなたが先輩になった時、
どちらの先輩になれると思いますか。


□後輩に追い抜かされたことを喜び、
励まし、自信を持たせてくれる先輩。

□自分の立場やプライドを気にして
抜かれても見栄を張り続ける先輩。

私は後輩の成長を素直に喜べる
先輩でありたいと願っています。

しかし!!

やっぱり抜かれる事は悔しいし、
恥ずかしいし、泣きそうになる。

だから、自分も後輩に負けないように
エネルギーをぶつけ続けたい。

小さなプライドやメンツを保つより、
素直に貪欲に学び続けたい。

最近になってようやく
素直に思える自分がいます。

でもちょっと前までは違いました。

自分のポジションを守るために
きっと見栄を張って先輩ずらし、
格好つけているだけだったと思います。


私は頑固な昭和のお父さん的
性格をしている…らしいです。

そのため役柄やメンツがあることに
とても喜びを覚えるタイプでした。

例えば部活で先輩になったり、
仕事で役職名がついたり、
特殊なポジションに就いたり
自慢できる資格を持っていたり…。

小さな社会の中ですが
お山の大将になった気がして
俄然やる気が沸いてくるタイプでした。

いや、そう思い込んでいました。

でも実際には違ったのです。

地位や名前やプライドが邪魔をして
自己成長スピードを劣らせて、
周囲の監視役ばかりしていました。

誰かが僕を出し抜かないか。

そこにエネルギーをつかって
必死で自分のポジションを守って
いたのです。

肩で風を切る、といいますが、
今思えば見かけだけのメンツ。

なんの意味がありません。

もちろん組織をまとめる上で
上司、部下、先輩、後輩の
線引きをすることは必要かも
しれません。

でも私はその線引きを必要と
しようとは思いません。

全員がライバルであり、
全員が味方であり仲間。

カッコイイことも、
恥ずかしいことも、
情けないことも、

なんでもいいじゃないか。

一緒に自己実現のために
切磋琢磨できるより良い関係で
お互いを刺激していける環境を
作るのは、自分次第だ!!

私はそう思いたいといまも
がんばっています。


とはいっても私も人間…。

当然、府に堕ちないことや
ついイライラしてしまうことも
たくさんあります。

自分の感情コントロールができなくて
つい顔に出てしまったり、接しやすい
人に当たってしまう時があります。

本当に情けない話です。
もう心の中はドロドロですよ。

でも、

でもですよ!!

上司、部下、先輩、後輩、
その関係を飛び越えて相手を認め、

なるべく早くスイッチの切り替えを
行って自分が成長できる道はどこか?

思考と接し方を考えて行動しようと
している自分がいます。

昔は安居酒屋で大愚痴大会に
私も率先して参加していました。

あの人が悪い。この人のせいだ。
なんで世の中不況なのか。
全部政治家が悪いからだ…。

意味のない討論に参加して
自然と負のオーラをまとい、
疲れ果てていました。

上司から社長の愚痴を聞き、
先輩から上司の愚痴を聞き、
今度は私が後輩に愚痴を言う。

もう、やめましょうよ。

その時間があるならば、
自分の成長のためや家族の
笑顔のために時間とエネルギーを
使いましょうよ。

あなたが先輩であるならば、

後輩の成長を喜びながら、
身が震えるほどの悔しさをバネに
自分をさらに成長させましょうよ。

あなたが後輩であるならば、

どんと構えて待って下さる先輩を
全力で倒しに行きましょうよ。

先輩のメンツに付き合って
気を使い続ける必要はありません・

理想論ではなく本当にそんな
組織で成長し合える関係って
素敵ですよね!!

私が勤めている会社。
所属している和太鼓集団。
仲間との関係。
恩師との関係。
お世話になった先輩。
元気のいい後輩。

そして家族。

すべての小さな社会での
立ち振る舞いをもう一度
見直してみたいと思って、

私の心の中にあるドロドロを
表現してみました。

お恥ずかしい…(照)

よし、今日も頑張りましょう!!


追伸:

今年初めの全社会議の席で、
役職名(管理マネージャー)を
返上しました。

今は勝手に、
●(まる)坊主健康アドバイザーと
名乗っています。

役職名を大事にすることより、
自分のブランドを高める事。

そっちの事の方が大事だと
わかりました。

2010年10月7日木曜日

私には借金があります

恥ずかしいですが、
正直に告白します。

私には借金があります。

冗談ではありません。
マジです。

本当にあと8年くらい返済を
続けていかなくてはいけない
借金があるんです。

総額で約450万くらいに
なるのでしょうか。

高級車のレクサスが買える
くらいの借金が本当にあります。

別にギャンブルや女遊びで
浪費した借金ではなく、

事業の運営に失敗した
借金でもありません。

18歳にして約450万円の
借金を背負い、今も返済を
地道にし続けています。

人生の視野から考えると
さほど大きな借金には
感じないかもしれません。

でも私にとってはいろいろと
考えさせられる借金です。


この借金は大学の授業料。
つまり「奨学金」です。

大学入学後に背負った
450万円という数字。

決して特別頭の良くはない
私は特待生特権の無利子特典には
該当せず利子も支払っています。

「なんで大金を借金してまで
大学にいかなくてはいけなんだ!!」

大学生だった頃、何度も退学して
今すぐ働こうと思っていました。

だって周りの仲間を見渡せば、
苦労なく親に大学の費用を出して
貰っていることが当たり前。

授業をさぼって留年しても
留年する金銭的な余裕がある。

仲間の余裕の笑みが羨ましい半面、
すごく憎たらしかったのだと思います。

一方私は、、、

すべての生活資金を
ガソリンスタンドの
アルバイト代で養い、

自動車免許修得のため
さらにローンを組み、

必死で働きながらなんとか
大学に通っていました。

両親には生活費の面でも
私に援助はしませんでした。

当然貧乏生活です。

お金を使った覚えがないのに、
10万円の稼ぎの内、9万円は
返済金や家への生活費や雑費で
一気に消えてなくなる。

残った僅かなお金でパンを
買うかチョコレートで空腹を
満たすか、ギリギリの生活を
していました。

両親に金銭的な負担をかける
こともできず、

教科書の費用を相談できないで、
バイト代が入るまで友達に
教科書を見せてもらっていた
こともありました。

一方、違う世界に住む仲間。

仲間は新しい車に乗り換えて、
車の改造費にバンバン投資し、

パチンコで儲けたお金で
女と豪遊する話しばかり。

たまにジュースや食事を
おごってもらいましたが、

結局お金に振り回されている
自分がなんだかとても情けなかった
思い出がたくさんあります。

当然、留年なんて考えられません。

何が何でも卒業しないといけない。
これ以上借金を背負うなんで嫌だ!

私は連日深夜まで建築図面の課題を
製作しながら朝8時からバイト。

夜に交通費を節約するため、
片道25キロの学校まで原付で
通学をしていました。

(大学は夜間主専攻でした。)

別に私はまじめな大学生を語って
いるのではありません。

ただ、お金がなかったんです。
卒業するしか道がなかったのです。
本当にそれだけでした。

真冬に温かい缶コーヒーが
手の中で冷たくなっていく。

切なさと悔しさと貧富の差に
苦痛を覚えた時代。

正直に言います。

「おとうちゃんのバカ!
お母ちゃんのアホ!
なんで俺だけ!!」

両親を責めた事がありました。

なんども大学を辞めようと
諦めかけた事がありました。


でも今はわかります。

「借金をしてよかった。」っと。

お金の大切さ。時間の大切さ。
投資の方法。貯金の方法。
働くことの意識。身分にあった
資産の運用の仕方。

気が付いたらこの借金で
自然と学んでいるからです。

確かに借金がどこか追い目に
なっている部分があります。

けれどもこれだけは滞りなく
毎月返済をすると決めた後、

職を失って苦しい時期なども
なんとか続けて来られました。

そこでまたお金の大切さを学び、
貯蓄の大切さを知りました。

私には借金があります。

でもこの借金はただの借金
ではなく、「両親との約束」
だと私は思っています。

返済を続けることで
自分の足元を見返しなさい。

そう、両親は期待と愛情を
込めて私に借金を背負わせて
自立させようとしてくれたのだと
思っています。

きっと両親の方が苦しい
想いだったと思います。

でも、私を信じて借金を
背負わせてくれて、

本当にありがとう、、、。

お金があってもなくても、
冷静に足元を見る事のできる
能力はとても大切なことだと
私は借金を通じて感じています。

2010年10月6日水曜日

エンターテイメントサーカス2010

11月7日(日)に名古屋で一番熱い
アーティストがガチ勝負をする
ライブイベントに和太鼓塵輝が
参加します。

そのイベントとは、

第5回エンターテイメントサーカス
in 名古屋ボトムライン




このライブイベントは健常者と
視聴覚障害者の交流の場。

また地域の音楽文化の発展の
突破口となればと願いを込め、

健常者と聴覚障害者のアーティストが
一緒になって舞台を盛上げて行こうと
いうものです。

出演者・スタッフ・お客さんの全員が
一丸となってイベントを盛り上げ
楽しめるイベントを目指しています。

ロックバンドあり、シャンソン歌手あり、
アイドルユニットあり。

そして我ら塵輝は「和太鼓」で勝負します。

会場内には、今どんな内容の歌が
演奏されているのかが会場内の方
全員にひと目でわかるよう、

大型スクリーンとプロジェクターを設置し、
出演アーティスト全曲の歌詞を写しだします。

また、障害者の方も健常者ももっと
ステージを身近に感じて頂く為に、
ステージ上で『手話通訳』が行われます。

そしてみんな一丸となって頑張った
イベントの売上の一部金(入場料含)を、
聴覚障害団体・社会福祉団体に寄付を致します。

健常者も障がい者も“障がい”という壁を越えて
音楽のバリアフリーを実現させ、

みんな一緒になってリズムを刻み、競い、助け合い、
響き合い、熱く演奏する姿は見るものに
大きなパワーを与えてくれるに違いないと思います。

そしてこの企画をきっかけに音楽という
文化の素晴らしさや可能性をこの名古屋から発信して
いきたいとの願いが込められたイベントです。

主催バンドのB.S.R石川さんが
Radio-iにてイベントの想いを
語っています。




■詳細■

第5回エンターテイメントサーカス2010

会場:名古屋今池 ボトムライン

開場:14:30 開演:15:00

チケット:2.000円

出演アーティスト

B.S.R(主催)

BRIGHT EYES

和太鼓塵輝

ViVi

聖はじめ(MISO-KATU)

顔面ラブ

歌舞姫

Love A cherry

「MC」Kazz

スペシャルゲストMC 真渓ハナ

■ 和太鼓塵輝 ■

私の和太鼓集団名は、
「和太鼓塵輝(じんき)」と言います。

http://www.md.ccnw.ne.jp/drummerjj/jinki/

某プロ和太鼓集団の元メンバーである
吉村純一が主宰となり、愛知県内の厳選した
和太鼓打ちを集めて『和太鼓塵輝』を創設。

大きく眩しい光になれなくてもいい。
周りばかりを見て悲観する自分ではなく、

今の自分の精一杯を胸を張って伝えたい。

どんな小さな輝きでも、
素晴らしいと感じられる人でいたい。

特別で大きなことだけでなく、
今この目の前にある ふとしたら気付かずに
通り過ぎてしまいそうな小さな喜びや
存在を受け止められる人でありたい。

そんな想いのもとに2008年11月、
愛知県小牧市を拠点に『和太鼓塵輝』は
結成されました。

2009年1月2日から演奏活動を開始。

その後メンバーを増員しながら各地のイベント出演、
ライブハウスでの公演、デイケアセンターの訪問演奏
など活躍の幅を広げている。


大小様々な和太鼓に加え、
篠笛や鳴りもので創作和太鼓音楽を展開。


今回は新しくボーカルとのコラボで
新しいステージをお届けします。


チケットは和太鼓塵輝HPの
お問い合わせからご連絡ください。

http://www.md.ccnw.ne.jp/drummerjj/jinki/

チケット数に限りがあります。
完売の際はご容赦ください。

またチケットの増刷り予定はありません。

この素晴らしいイベントに
是非遊びに来てください!!

■速報

塵輝の演奏予定時刻は
18時頃の予定です。

「なんでこんなに忙しいの?もうイヤぁ!!」となる前に.

突然ですが質問です。

例えばあなたはバリバリ仕事をする、
ビジネスマン・ビジネスウーマンです。

イメージをしてください。

毎日山積みの仕事をテキパキと
こなしていくあなたは自分で仕事の
優先順位をつけてこなしています。

さて、

仕事をこなしていくとき
あなたが重要視する順番は
どれでしょう。

□ 緊急性があって重要な事
□ 緊急性はないけど重要な事
□ 緊急性があって重要ではない事
□ 緊急性がなくて重要ではない事


私がこの問題を出された時、
今の自分のスタイルに当てはめると、

1. 緊急性があって重要な事
2. 緊急性があって重要ではない事
3. 緊急性はないけど重要な事
4. 緊急性がなくて重要ではない事

この順番で仕事の優先順位を
付けている事がわかりました。

メールや電話の対応やカウンセリング。
業者との打ち合わせや通販関係の管理。

緊急性が高い仕事が多くて、
いつも目の前の問題を一つずつ
解決していくことに時間を割かれます。

あなたはどんな順番になりましたか?


■「緊急性の問題」


人は目の前で起きている問題に
意識や時間を取られがちです。

もちろん緊急性の高い問題を
解決することは大切です。

しかし人はそんなに強くありません。

緊急性の高い問題ばかりに
意識が持っていかれると次第に
疲れがたまってパンクしてしまいます。

想像してみると分かります。

超忙しい営業マン。

いつも仕事用とプライベート用
2つの携帯電話とパソコンを持ち歩き、

事務所に帰れば計3台の電話が
ひっきりなしに鳴り続ける。

問題解決能力が抜群で事務的に
仕事を円滑にこなすビジネスマンは
本当に素晴らしい。私も憧れでした。

でも終わらない仕事を懸命にこなすも、
また緊急の呼び出しがかかる。

「もう!どうすればいいんだ!!」

また家事や育児で毎日戦争のように
忙しいお母さん。

例えば3人の小さな子を抱えている
お母さんもビジネスマン並みの忙しさ。

朝お弁当を作って幼稚園に送り出し、
洗濯をしながら下の子に服を着させ、

末っ子が泣き出したから粉ミルクを作り、
そんな時に限って長男が忘れ物をして
幼稚園まで届けに行く破目に。

「ちょっと!いい加減にして!」

仕事や家庭でも重要な事を優先的に
やらなくてはいけないと分かっていても、

つい緊急性の高いことに時間を
さいていることって案外多くないですか?

もちろん緊急性の高い問題をそのまま
放置するわけにはいきません。

人には役割があるので、緊急性の高い
問題を解決に導く役割があってこそ
私たちの社会(生活環境)が成り立ちます。

本当にあなたも忙しい。

「もうなんでこんなに忙しいの!!」

そう、イライラしてしまう気持ち、
痛いほどよくわかります。

でもそんな時こそ自分の行動パターンを
冷静に分析してまずは受け入れてみてください。

何度も繰り返します。

確かに緊急性の高い問題を
解決に導くことは大切。

でも人生において大切なことは、
緊急性と同時に長期的視野も同じくらい
大切だと私は思うのです。

例えば絵描きさんのお話。

絵描きさんは作品を生み出す時には
何度も描いた作品を近くで覗き込んだり、
遠くから眺めたりと見る視点を変えて
何度も何度もチェックをします。

近くの視野と遠くの視野を使い分けながら
微妙な修正を加えて作品として完成させる。

人生の生き方や、身体の健康や、
心の健康もまた同じ。

自分や相手を幸せにする習慣は
長期的な視野にあることも事実。

パニックを起こす前に時には
大胆に時間を割いて

「緊急性はないけど重要なこと」を、

あなたなりに考えてみる時間を
強制的に取ることも将来の大切な
投資だと思います。

超忙しいあなた。
毎日頑張るあなた。
苦しくても前を向くあなた。

いつも本当にお疲れ様です。

忙しくてパニックを起こしそうな時、
思い出してください。

あなたが描く長期的な視野
(夢や目標)はなんですか?

そのために何を育てる必要が
あると思いますか?

私も時間をしっかり割いて、
将来の夢や目標と家族の事を
考えて紙に全部書き出します。

仕事も家庭も同じ。
人生も心身の健康も同じ。

長期的な視野を持つことに
意識を注ぎたいものです。


いつも最後まで読んでくださり
ありがとうございます。

2010年10月5日火曜日

小さな幸せを運ぶ「ありがとう習慣」

あなたはお店に感謝のお手紙を
出したことはありますか。

FAXやはがきでもいい。

真っ白なA4用紙に絵を
描いてもいい。

とにかく手書きで想いを込めて
メッセージをいつものお店に
書いたことはありますか?

友達や恋人通しなら書いたことが
あるかもしれません。

でも、

いつも立ち寄るコンビニや
ラーメン屋さんや美容院に
なかなか感謝の手紙を書こう
とは思わないのではないでしょうか。

私もその一人です。

お店に置いてあるアンケート用紙に
感謝を伝える事があっても、

メールフォームのアンケート
記入欄に感想を書くことがあっても、

懸賞や映画の試写会応募に
申し込むことはあっても、

お店に想いを届けたことは
あんまりありません。

それなのに、、、
不思議なものですね。

今私はFAXやお手紙を
患者さんから受ける側に
なっています。

別に自慢したくて話している
訳ではありませんが、

毎日メールやFAXや電話で
患者さんから声を届けて
貰っています。

その中には残念ながら症状が
改善しなくて残念な声もあったり、

時には「なんだこの野郎!」
とまではいかなくとも、

大小様々なクレームやお叱りを
受ける事もあります。

私も一人の人間ですから、
感情が乱れて自信を失うことも
あります。

でも85%以上の患者さんの声は
喜びや感謝の声に満ちています。

本当にありがたいものですね。

患者さんの声が私の活力と
いっても過言ではないほどです。


昨日も1枚のFAXが届きました。

当院の頭痛解消枕をご愛用のKさんは、
以前自宅でパソコンが使えないために
FAXで枕をお申し込みされました。

その後、数回電話やFAXなどで
Kさんの症状克服についての相談にのり、
一緒に解決策を考えて歩んできました。

電子メールでも相談やカウンセリングが
主となってきている現代。

私も作業的にはPCに向かって
キーボードをカチカチした方が
確かに効率的です。

しかしFAXやお手紙はメールでは
感じられない人の奥深さが見える気が
しています。

KさんがA4用紙にビッチリと隙間なく
書いてくれた自分の症状。

枕を使いだして半月。症状は以前から
驚くほど良くなって薬に頼らなくても
よい毎日を送れるほど前進しているご様子。

しかし、昨日急な強い頭痛に襲われて
残念ながら薬を飲んでしまったそうです。

そのことがまた不安の引き金を引いてしまい、
FAXで感想と共にこれからの対処法について
質問をいただきました。

FAXを何度も繰り返し読んでいるうちに
とあることに気が付いたんです。

人の心は文字に表れるとは
良く言ったものです。

確かに不安を感じている心境の文は
文字に若干の乱れがあったのです。

達筆で綺麗なKさんの文字が、
これからの不安を感じている文面の
ところだけどこか小さく震えている
感じが受取られたのです。

このFAX1枚書く時も不安で
仕方がなかったのだろうな…。

頭が痛くて休み休みに何時間も
かけて書いたのかな…。

薬を飲もうか飲まないかギリギリの
選択をしながら、本当にこれでいいか
誰かに聞いてもらいたかったのかな…。

手書きの文章からそんなことを
推測しながら読んでいるとたまらない
気持ちになってくるのです。

私も手書きでKさんへ想いを文字に
託してFAXを送信しました。

たった1枚のFAXが少しでも
Kさんの心を楽にするきっかけに
なれば嬉しいな…。

そう思いながらFAXの送信ボタンを
押しました。


メール・FAX・手紙・電報…

相手に自分のメッセージを発信
する手段はたくさんある。

それを使って発信する者も
受取る者もみな人間。

必ずいろんな想いが存在する。

日々の小さなコミュニケーションに
ほんの少し目を向けてみませんか。

小さな発見や思いやりは相手を
幸せにする種になる。

ならば、

私もお客さんの立場からいつも
笑顔をくれるお店のスタッフさんへ

「ありがとう。」の気持ちを手書きで
伝えてみようと思います。

それはおおげさなことではなくて、

コンビニで買い物したら、
「ありがとう。」と一言加えたり、

お店の店員さんにいつでもどこでも
渡せる「ありがとうカード(名刺サイズ)」
を作り、さっと一言加えて渡したり。

小さなありがとうは人を感動させる。
感動は命を高揚させる源です。

「ありがとう。」を貰えば嬉しくなり、
「ありがとう。」を伝えれば幸せになる。

もっと人の幸せを組み取れる人に
なるために、小さな「ありがとう習慣」を
私なりに行っていきたいと思います。


いつも最後まで読んで下さり
本当にありがとうございます。

2010年10月4日月曜日

でも、そんなこと言っている場合じゃない!!

先週金曜日の夜12時頃。

静まり返ったリビングに
妻の姿は見当たらない。

きっと私を待ち疲れて
先に眠ってしまったのだろう。

仕事着の作務衣を丁寧にたたんで
浴室に向かおうとしたその時、

真っ赤な顔をして泣き叫ぶ妻が
突然寝室から出てきた。

「どうしたん?なにがあった?」

必死で妻の話を聞こうとするも、
パニックを起こしていて状況を
うまく察知することができない。

とにかく落ち着くまで背中を
さすり続けた。

すると、

妻の身体に1つの異変を
見つけたのです。

全身に広がる蕁麻疹。

特に太もも~足にかけて
ものすごい状況に。

蕁麻疹に驚いてたくさん
かいてしまったのだろう。

太ももは真っ赤に
腫れあがっている。

事態をようやく察知した私は、

竹布のタオルケットを持ちだし
妻の太ももにかけて横にならせ、

以前院長から教えてもらった
少ない知識をもとに妻の身体を
ケアした。

とはいっても私には整体の技術はない。
でもそんなことは言ってる場合じゃない!!

手を温めて妻の太ももに手を置き、
ただ必死でさすり続けた。

あまりの痒さに握りこぶしを作り、
必死でかかないように耐えていた
妻の身体は、次第に緊張が緩んで
スーッと呼吸も落ち着いていく。

蕁麻疹が出たのは人生で初めて。
よっぽど一人で不安だったのだろう。

涙で目をパンパンに腫らし、
身体が言う事を聞かない事に焦り、

仕事を頑張る私にも気を遣って
帰ってきてほしいとも言えず、

1人滋賀県から出てきて周りにも
甘えられる環境がなかなかなくて、

本当に苦しかっただろう…。

安心を取り戻した妻をそのまま
寝室に誘導して眠らせた。

気がつけば時刻は深夜2時前。

パンツ1丁で必死にケアをし、
くしゃみをしている私を見て
クスッと笑いながら静かな夜を
取り戻していきました。


次の日の朝。

「おはよう!」の挨拶後、
妻に身体の状態を聞くと、

若干のかゆみは残っているもの、
ずいぶん蕁麻疹が引いているようでした。

当然妻の身体を襲った蕁麻疹。

それは心の不安定な面が一気に
身体へ表れてしまった証拠。

消化しきれないストレスや
日々蓄積していく問題。

人は人と共存する上では
誰しもが避けては通れないこと。

でもある瞬間に感情を大きく
動かす出来事に遭遇すると、

心は自分を一生懸命守ろうと
身体をギュッと緊張させる。

懸命に外部からの影響から
守るために緊張させた心と身体。

それが緩んだ瞬間に痛みや
毒素が噴出したりして身体に
異変が起きてしまうことがある。

最近妻が遭遇している問題は、
自分や僕ら夫婦ではどうしようも
解決できなかったこと。

今まで負けないように、影響を
受けないように、頑張ってきた妻。

でも我慢が出来なくなってしまい、
きっと爆発してしまったんだね。

一生懸命、現実を受け止めて
自分なりにうまく消化して努力を
重ねてきたことを僕は知っている。

だからこそ妻の身体の悲鳴は、

今後の僕ら夫婦にとって深く
考えさせられる出来事になるだろう。

心と身体は深く繋がっている。
健康とは心のバロメーターである。

この言葉を如実に実感。

週末は妻との時間。

普段以上に2人でいろんなところへ
出かけたり、笑ったり、泣いたりした
時間でした。

どんな薬よりもどんな名言よりも、
今の妻にとって私と一緒の時間を
過ごすことがなによりの安心になる。

そんなところから家族の絆が
より深まるのかな。

仕事も和太鼓も仲間も大事。

でも、

それはすべて家族があってこそ。

いつもどんな時も私を陰で
支えてくれている人の存在に
感謝することを忘れてはいけない。

妻の存在に心から感謝をしたいと
思ってありのままを書きました。

いつも本当にありがとう…。