忘れていた事を思い出しました。
今をシンプルに生きていく、
ということの奥深さを。
その言葉を聞いた瞬間、
「僕は何をしているんだろう。」
と、正直凹みました。
自分が情けないなって。
でも、
無力を嘆いている暇はない。
必死で生きていかなくてはいけない。
それこそ“シンプルな生き方”
かもしれないと、、、。
昨日、妻が私の共通の友人と
朝からヨガに出かけました。
きっと相当楽しかったのでしょう。
妻は目をギラギラさせて体験してきた
学びや車中での会話を私に伝えてくれます。
深夜1時くらいまでキャッキャと
話しまくっています(笑)
「ところで、Iさんは元気だった?」
私の問いに妻は答える。
「うん。とっても。裏表がなく
毎日を楽しんでいるIさんが
羨ましくなるのよね!!」
妻はより一層嬉しそうに話す。
でもIさんの魅力はそれだけ
ではない。
Iさんは妻にこう言葉を
残したそうです。
「私、いつ死んでも後悔しない
覚悟があるから、毎日が本当に
楽しくて仕方がないのよ!!」
私はそれを聞いて驚きました。
実はIさん。
少し前に最愛のお父様を
亡くされているのです。
きっと今日までに想像を絶する
苦労や悲しみと闘ってきた
ことでしょう。
そんな中でも笑顔で、
「いつ死んでも後悔しない覚悟」
と本心で伝えてくれるIさんに
妻も私もただ脱帽でした。
「私の父は余命何年と宣告されて
生きてきました。今を必死で生きる
父の背中をみて育ってきましたから、
もし私が今日死んでも後悔はしない
生き方をしようと決めているんです。
もちろん、今は大切な家族のために
そんなことは望みませんけどね(笑)」
Iさんはいつもの優しい笑顔で
強い覚悟を伝えてくれたそうです。
「いつ死んでも後悔のしない覚悟。」
自分に置き換えてみた時、
恥ずかしながら私はどこか大切な
生き方を見失っていたと思う。
人はいつから他人と比べる
ようになったのでしょう。
見栄を張って頑固になり、
生き方に制限をかけて満足し、
それでも足りないから人を妬み、
人のモノを奪い取ろうとする。
そしてまた比べて満ち足りない
エゴを欲する、、、。
そうして、どれくらいの感情を
無駄にして生きてきたのだろう。
そうだ!そんなこと関係ない。
命は有限である。
それならば今ある命を大切に
生きていかなければ。
生きるということは、
命を守るためだけではなく、
いつ死んでも後悔のしないよう、
今の瞬間を懸命に生きる覚悟を
持つことから、
その奥深い意味を知るのでは
ないだろうか。
私が見失いかけていたことを
Iさんの覚悟で思い出しました。
またサラリーマンでカッコイイ
生き方をしている人がいます。
網倉さん。
http://ericamikura.blog109.fc2.com/blog-date-200810.html
網倉さんはいつも鞄に「辞表」を
忍ばせて持ち歩いているそうです。
いつ会社を辞めてもよい覚悟を
もって、毎回の仕事や商談に臨む。
会社にしがみつかない、豊かな
自分だけの人生を歩むためにも、
最高の仕事をしよう!
サラリーマン思考を捨てよう!
経営者思考で常に行動しよう!
そう覚悟を決めて世のために
貢献している素晴らし方です。
私もIさんや網倉さんのような、
「覚悟」を背負った人生を歩みたい。
そのためにも小さなことから
始めたいと思う。
例えば、
私だけしか知らない書類の場所を
みんなに分かるように整理整頓する、とか。
車の保険証書がどこにあるか
妻に知らせておく、とか。
いらないモノを捨てておく、とか。
覚悟を持って身の周りを
整理整頓しておこうと思う。
こうして1つづつの覚悟を
積み重ねることできっと、
人としてさらに成長できる
気がするから。
まずはやれるところから
はじめていきます。
Iさん。本当にありがとうございます。
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