2010年11月11日木曜日

これくらい大丈夫、、、なんかじゃない!!

こんにちは。平野滋之です。

サーっと血の気が引いていく
話を聞きました。

友人が交通事故にあい、
車が全損したそうです。

先週の土曜日の朝。

仕事へ間に合うように
高速を使って出勤中、
事故は起きた。

高速道路でスピードを出して運転中、
突然スリップしてそのまま壁に
勢いよく衝突。

車は猛烈な勢いで壁に
叩きつけられて2回転半。
見るも無残な状態に。

幸い彼は大きな怪我もなく
車から脱出できたそうですが、

壁に激突した時の記憶が
ほとんどないらしい。

完全に脳が揺さぶられている、
一歩間違えば本当に危険な事故。

彼の仕事は某大手企業の
自動車整備マン。

自分でレッカー車を手配し、
現場処理を終えて仕事に
向かったそうです。

病院にもいかず、、、。

「おまえ!すぐに病院に行け!!」

私は電話で怒りました。

彼も体の事を心配しながらも
忙しさを優先して病院にいく
決心ができなかったそうです。

でも、そんなこと言っていられない。

「妻、子供がある身だろう?
後遺症や生命に関わる重要な
症状がでてきてからでは遅い。

とにかく検査を受けなさい!!」

私は彼に少し強い口調で諭した。

仕事柄、彼の健康を気遣わない
わけにはいかない。

なにより、

彼は私にとって10年以上
付合いがある大切な友人。

先週末に逢う約束をしていたのだが、
彼には珍しく連絡がなかったので
気がかりだったのですが、まさか
こんな大惨事の中にいたとは。

叱りとばしてでも、首に縄をつけてでも
絶対に病院へいかせなければならない。

私は直感的にそう思ったのです。

人体への大きな衝撃は
潜伏期間が長い場合がある。

今は痛みが出ていなくとも、
体の内側で症状が進行し、

突然、生命に関わる症状を
引き起こす可能性がある。

ましてや、慢性的な鞭打ち、
後遺症、精神的な障害など、

自分では大丈夫だと思っていても
体はまったく大丈夫ではない場合がある。

例えば頭痛。

私が学生時代だった頃。

普段あまり頭痛が起きないのに、
急に頭をきつく締め付けられるような
異常を感じたにも関わらず、

「これくら大丈夫。だって大切な
試験前なんだから勉強しなくちゃ。」

そう我慢していつも通り勉強を
頑張っていた友人はその夜、
くも膜下出血で帰らぬ人となった。

本人はもちろん、周囲の人が
異変に少しでも気がついていれば。

そんな悔しい過去の出来事が
頭によぎる。

突然の出来事や、身体の異変に
耳を塞がないでください。

「これくらい大丈夫。」

なんて思わないでください。

脅す訳ではありませんが、
おかしいと感じたら必ず
医師の診断を仰いで下さい。

あなたの命は本当に大切です。

いつも頑張るあなた。
いつも全力を尽くすあなた。
いつも笑顔で帰ってくるあなた。

毎日の当たり前の幸せのために、
あなたの命を大切にする意識を
持ってください。

なにはともあれ、

本当に無事でよかった、、、。

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