2010年11月9日火曜日

10.11.08 あなたも持っている驚異のパワー!!

人間の身体はすごい。

怪我をした時、
体調を崩した時、
熱を出した時、

どんな時でも

自然治癒力(回復能力)が
自然と働いて常に体を自然な
状態へ回復させようとしている。

体はけっして悪くなろう
とはしていません。

必ずよくなろうと
頑張っています。

体は自分の体を守ろうと
勝手に防御反応が働いて、

緊張させたり、緩めたり。
自動制御で行っている。

毎日頑張っている体に
感謝をしていますか?


私は2年ほど前、

救急車の中で猛烈な痛みを
経験したことがあった。

車の追突事故に巻き込まれ、
救急車で病院に搬送された時のこと。

その日の朝は雨でした。

実家から車で慣れた道を
いつものルートで通勤する。

到着予定時間もいつも通り。

すべてがいつもとなにも
変わらない朝でした。

職場まであと5~6キロ。

この信号を右折すれば
あと10分くらいで到着だ。

青信号が赤に変わり、
右折信号が出るのを
おとなしく待つ。

右折信号に変わり、

朝を急ぐ多くの車が
右折信号に従って進む。

すると、

私の3台前の車が無理矢理
右折車線から左車線に入った。

入りきれなかった車のお尻は
見事に右折車線を潰す。

その乱暴な運転手の後ろが
追突を避けるために急ブレーキ。

後方からその様子を冷静に
みていた私も慌ててブレーキを踏む。

「なんだ、あの車!危ないなぁ!」

そう呟いた3秒後。

ものすごく嫌な気配を感じた。

ルームミラーを覗き込むと、
ブレーキを踏んでいないであろう
勢いのある車がミラーに迫ってくる。

「これはまずい!!」

鉄がプレスされる嫌な音を
聞いた時にはすでに追突されていた。

グググッ…というブレーキの
感触があった。

思いっきりブレーキを踏んだために
前の車には衝突せず助かったが、
私の車は可哀想な姿に。

衝突してきた車はエンジンルームが
大破して運転不能に。

雨の中、傘もささず冷静に
状況を判断して、まず右折から
無理矢理左折したドライバーを
逃がさないように捕まえた。

そして、追突してきた
ドライバーに詰め寄った。

「なにしとんねん!!」

冷静さがありつつも内心は
怒りで体が震えていることを
自分で知っていた。

その後、事故処理を行い、
雨から逃れる場所に避難して
一息ついた時。

ズキン!!という痛みから、
あっと言う間に立てなくなった。

忘れていましたが、追突時に
腰と首を強打したのです。

「これくらい大丈夫!」

そう思っていたが、腰から砕けて
立てなくなってしまい、体全体が
セーブが効かないほど震えだした。

さすがにこれはマズイと思い、
救急車を要請して病院へ搬送。

首にコルセットを巻かれ、
全身を完全固定されて、
酸素マスクを被せられて、
病院へ搬送される。

どんどん迫ってくるような鈍い
痛いに意識を失いそうになりながら、
必死で冷静を保とうとしていました。

幸いなこと大きなケガには
なりませんでしたが、

その時に感じた事があります。

人の身体ってすごいな!っと。

人の身体は命の危険にさらされると、
自分が意識する全く関係のない
ところで勝手に防御反応が働き、

体を一瞬で緊張状態にさせて
外部からの刺激から守ろうとする。

そして、

その緊張状態が解かれた時、
体が一気に緩むために緊張で
感じていなかった痛みが全部
表面化してくる。

事故直後は興奮状態にあるため、
アドレナリンが大量放出される。

脳も興奮状態!痛みを感知する
機能も正常に働いていない。

でも確かに、事故直後に
体へ痛みが伝わっており、

体は意識せずともその瞬間から
治癒力が働いて体を守ろう、
元気にしようと頑張っている。

人の身体はとても繊細。

常に緊張の緩みの状態の2つを
上手くバランスを取っています。

人も動物も同じです。

私たちの体には自然に回復
させようとする「治癒力」が
生まれながら備わっています。

転んで擦りむいた膝の怪我が
かさぶたとなり、傷が塞がっていく。

野生の動物はケガをすると
傷口をペロペロ舐めて治す。

時間がかかっても人の身体は
元の状態に治ろうといつも
頑張っているのです。

人間が持つ自然な治癒力。

自動コントロールでどんな時も
あなたの体を治そう!守ろう!と
全力を尽くしている体。

あなたも驚異の回復パワーを
もった素晴らしい人なのですよ。

身体って不思議ですね!!

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