自分に自信がない。
ネガティブな気持ちで
自分を責めてしまう。
こんな自分がイヤだ…。
そんな自分を変えるために
学院に入学しました。
それでも私は本当にこのまま
学院を続けていいのか迷いました。
弱い自分をまた責めて
しまったからです…。
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今朝の朝礼はセラピストを目指す
学院生が一緒に参加しました。
朝礼の場では毎日必ず、
「患者さんの声、
もしくは最近気づいた事」
を、必ず発表しなくてはいけません。
私たちスタッフは人前で話す事が
毎朝の習慣となっているのですが、
突然話題を振られた学院生は
それこそ大変だと思います。
そんな中、一人の学院生が
自分の近況を語り出しました。
彼女もまた私と同じく
FMT整体の元患者さん。
とても頑張り屋さんな彼女は
自分の症状を克服するために
一生懸命、通院しました。
そして縁なってFMT整体の
セラピスト養成学院に入学
することになったのです。
学院が始まってまだ日も浅く、
施術練習会に参加するのは、
先週の合宿がはじめて。
ずっと緊張の糸を切らさず
頑張っていたのでしょう。
彼女は練習会の際に涙を
流してしまった事を告白しました。
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涙を流している私は卑怯。
きっと他の人にも迷惑を
かけてしまう。
でもまたいろんなことを
深く考えてできない自分を
責めてしまうんです。
そんな自分が苦しくて、
つい涙を流してしまいました。
でも、このまま泣き続け、
学院を辞めてしまっては
何も変わらない。
今まで逃げ続けてきた人生を
何か少しでも変えたいんです。
学院を続けていくことが
いまはとても不安ですが、
今度こそ逃げないで立ち
向かいたいと思っています。
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相当の覚悟をもってお話を
されたことでしょう。
はじめはうつむきながらも、
自分をなんとか伝えようと
頑張っている彼女の姿勢が
ストレートに伝わってきました。
スピーチを終えた後の
彼女の表情は緊張が和らいで
柔らかな笑顔を作っていました。
ハッキリと自分の決意をみんなに
聞いてもらった安堵感。
なにより彼女にとって自分を
開示することは本当に勇気の
いることだったと思います。
どんな人でも覚悟をもって
その瞬間を生きようとすれば、
その瞬間から変わることができる。
これから彼女がどんな表情を
見せてくれながら成長をしていくのか。
本当に楽しみであると同時に、
人の痛みに寄り添う事の出来る
本物のセラピストになるであろうと、
彼女の姿をみて感じました。
きっと彼女の痛みがわかる感性が、
患者さんにとって一番の安らぎに
なるのではないだろうか。
私も頑張らなくてはいけません!!
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