2011年9月7日水曜日

お客さんの見えない心のアンテナ

こんにちは。
丸坊主平野です。

「お客さんの声に全力で耳を
傾けているだろうか?」

私が自分自身へ問いかける
質問です。

お客さんは
良い声も届けてくれるし、

勇気を出して言いたくない
声も届けてくれます。

でも、私たちが受け取る声は
全体の僅か数%程度。

商品やサービスを通して
なにかしらお客さんは感じて
いるにも関わらず、

伝える方法がない
伝える手段がわからない
伝える気にならない
伝えても仕方がない

など、

見えないハードルに阻まれ、
伝えたいのに伝えられない状況を
作り出していないか?

言えない雰囲気を作り出して
いないだろうか?

一線越えた関係になって
いないだろうか?

伝えたくても伝える手段が分からず、
諦めてしまってはいないだろうか?

と、自分に問いかけるように
しています。

逆に、

あなたがお店やインターネットで
買い物やサービスを受けた時には、

「お客さんの声」に協力する
だろうか?

私は、よっぽど感動したサービスに
出会った時か、よっぽど腹が立った時
以外にお店へ声を届けることはしません。

店員さんに「ありがとう。」と
声をかけることはあっても、

「アンケートにご協力ください!」

と言われても、「ん??」っと思います。

どれだけ感情に触れたとしても
めんどくさいと感じればそれまで。

なのに、時々思うのです。

「自分がめんどくさいと思うのに
なぜ、お客さんには声を求めるのか?」

「自分だったら何がアンケートや
お客さんの声を記入・メールする際、
障害となっているのだろうか?」

「自分がお客さんだったら、
どんなお店に声を届けたいと
思うのだろうか?」

そんなことを考えます。


私たちは完璧ではありません。

お客さんに喜んでもらえる時もあれば、
お客さんを不快や悲しい気持ちにさせて
しまうこともあることでしょう。

けれども、大切なことはカタチに
表れる表面的な「声」だけではなく、

見えない・存在しない・消される
「声」に自分のチャンネルを合わせ、

患者さんやお客さんがなにを
求めているのかを敏感に感じ
続けることだと思います。

どれだけ成功しても、
どれだけ失敗しても、

相手のためにどこまで思いやり、
どこまで正直に素直に貪欲に
自分ができることを考えるか。

それが結果として「見える声」
となって表れてくるものだと
思います。

相手に感動や喜びを与える前に、

一人の人として与えてもらった時の
感動や喜びを感じ続けられる人で
ありたいと思います。

「人は人の中で育つ。」

私はそう思います。


今日も最後まで読んでくださり
ありがとうございました。


丸坊主 平野

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