そっと時の流れのままに
過去を放置しておこうか。
正直、そう思っていました。
でもそんなの私も生き方じゃない。
だからきちんと報告します。
11月27日にセミナーコンテストの
全国大会進出の代表者決定戦がありました。
東海地区では年に3回開催され、
その各優勝者が1名の代表枠を争い、
10分間のセミナーコンテストを
競い合う選考会です。
結果は、
残念ながら代表者には
選ばれませんでした。
結果がすべてです。
完全に私の実力不足。
人間的にもまだまだ
修行が足りないということを
深く実感しました。
期待をして下さった方、
応援をして下さった方、
そしてなにより、
ギリギリまで深夜の練習に
何も言わず付き添ってくれた妻に
申し訳ない気持ちでいっぱいです。
本当に、ごめんなさい。
みなさんの温かいご配慮で、
選考会に敗れた後で敗者復活枠の
再チャレンジを提案して下さいましたが、
悩んだ末の結論は、
私はこれをお受けできません。
「諦めたらもったいない!」
「逆転の可能性は十分ある!」
「平野さんに期待している!」
たくさんの背中を押して下さる
みなさんの気持ちを感じています。
本当に感謝感激です。
しかし、
私はセミナーコンテストファイナルを
目指して真剣勝負したつもりです。
自分の中で言い訳をしないように
やってきた自負があります。
本件に関してはあえて何も発言をせず、
どこまで自分の力で挑戦できるだろうかと、
ある意味ストイックに自分とトコトン
対話をしてきました。
その結果が出た以上、
ここで敗者復活戦に出場して
また舞台に立つことは自分を
否定することになります。
「次があるから余力を残してやった。」
私はそんなつもりは一切ありません。
覚悟を決めて選考会に挑みました。
素晴らしい方々と肩を並べて
争えることに誇りを持って
当日参加しました。
優劣では決してなく、
レベルの高い出場者の方と
真剣勝負するために追求してきました。
その結果が出た以上、
華やかな舞台に立つことは
自分の約束に背を向けることに
なるという結論がでました。
私はただ、、、正直に生きていきたい。
自分は一体どこまでやれるのだろう。
その答えを探し求めたくて
参加を決意したセミナーコンテスト。
そこでたくさんの素晴らしい
仲間に出会い、素晴らしい経験をし、
そして自分は一人ではないことを知った。
終わった後に気がついたんです。
「あぁ、僕は確実に1歩を踏み出せたんだな。」っと。
本当は、
人前で話す事が大の苦手。
活舌が悪くてよく噛むし、
話そうとすると瞬きがすごく、
手が震えてくる。
自信がない自分が何を
伝えられるのか。
伝えることによって
どんな意味があるのか。
自分の存在はどこにあるのか、、、。
誰か僕を認めてよ、、、。
誰か僕の存在をみつけてよ、、、。
必死の想いで自分の居場所を
探し続けてきました。
答えが一気に見つかる訳ではない。
でも確実に分かった事があった。
それは、
自分が苦手なことに挑戦し続けていると、
それが次第に得意なことに変わっていく、
ということ。
努力をし続ける限り、
自分の可能性は無限に広がり続ける
ということ。
自分の頑張りを影でいつも支えてくれて
いる人がいるということ。
そして、頑張り続ける自分が
そのままの自分であること。
とにかく、
セミナーコンテスト名古屋で私は
成長させて頂きました。
私をご支援いただいた全ての方に
この場をお借りして感謝をお伝えします。
本当にありがとうございました。
心から感謝申し上げます。
そして、、、
2011年
次のステージに挑戦し続けます。
自分のために、愛する人のために。
平野滋之